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2006年12月04日

風邪。

毎年、この冬の寒い時期になると決まって
過労と風邪のハイブリッド感覚で苦しめられる。
体調が悪いことを理由に仕事を休むことも出来ず
納期だとか締め切りだとか誰かが何処かで
な〜んも考えず決めた約束に振り回されるのは
転職したところでたいして事情が変わらず
ガッカリしてばかりの日々を過ごしているのだが



仕事とは誰かの段取りや計画性の無さに
自らの時間や労働を切り売りする不毛な行為の積み重ねであると
今更ながら思い至るわけではある。

もすこし給料上げてくれ・・・。

そんなこんなで、ようやく休日まで辿り着き
ここで体調を整えて・・・なんて思うのだが
咳は止まらず頭も痛い。そこでふと我に返り
「なにやってんだ!?俺」とだんだん覚醒していく。

病気やケガをきっかけに価値観の変更や見直しを迫られるなんてのは
よくある話ではあるが、それが大病でなくとも風邪ぐらいの病でも
日常の慌ただしさから自分を救い出しリセットする機会になる。

そもそも身体のセンサーが正常に機能しているからこそ
風邪もひくわけで、身体が呼びかける「そこらへんで、止めとけ!」に
応えることが許される働くオトーサン、オカーサンというのは少数派であろう。
責任とか状況とか、まぁ、あれやこれやでのっぴきならないからこそ
無理をおしての仕事になるわけで
労災認定の基準も気になろうというものだ。

くそっ!このままじゃ俺は共産主義者になっちまうぞ!

人間の身体は壊れるものであり、生命とは限りあるものだという
当たり前の事実を日常というやつはついつい忘れさせてしまう。

失うまでは気が付かないというのは
だいたい大切な物事に共通するアレでソレなわけだけど
なんだか世の中の仕組み自体がそうなっちまってんじゃねーの?
なんて今まで気づかなかったようなふりをする私も相当なアレだ・・・。

体調不良により、とたんに入れ替わったように見える優先順位だが
いや、そうではない。自分勝手に入れ換えていただけのことだ。
そうしなければ、そう自分に思い込ませなければ前に進めない状況を
私やあなたが生きているだけのことだ。

幸福からは、ほど遠いにしても無自覚であることがせめて”辛くない”
ことを保証してくれる期間だってあるのだから
それはそれで、お手軽に利用したところでバチは当たるまい。

とりあえず風邪を治して、あのくだらなくも切なく
時として愛おしい日常に備えなければ

・・・酒飲んで寝よ!


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