久しぶりに二胡をケースから出して弾いてみたけど
ギターのようにはいかない。そりゃそうだ。
楽器初心者の前に立ちはだかる大きな壁。
それは毎日、練習を続けるってことだ。
こればっかりは”弾き溜め”が出来ない。
「バカの壁」等の著書でお馴染みの養老孟司氏がテレビで語った言葉。
「すべての表現活動は筋肉運動の延長線上にある。」蓋し名言だ。
あのつまらない運指練習も筋力アップの為のトレーニングというわけだ。
ダンベルで鍛えるムッキムッキの上腕二頭筋と
やってることは、そう変わりない。そりゃ見た目の派手さは
ママチャリとフェラーリ365GT4ベルリネッタ・ボクサーぐらい違うけど
動かし、休むを繰り返して鍛えるっていう点では同じだ。たぶん。
牛田のギター・プレイは、弾かない弾けない人から見れば
「弾けてる」ってことになるのかもしれない。自信はないけど・・・。
最高に弾けてる人から見れば「全然、弾けてない」だろう。
ここは話しを進める都合上「牛田のギターは、そこそこ弾けてる」
ってことにしといてくれ。
自意識と格闘するのに疲れた。文句のある方は読まなくてよろしい。
もうひとつテレビからの引用。
その番組はある高校のブラスバンド部が世界的ジャズ・ピアニストの
小曽根真氏に指導を受けるといった内容だった。
女子の一人が質問をした。「速く弾くには、どうしたらいいですか?」
それに答えて小曽根氏は「ゆっくりだったら弾けているのかい?」
更に穏やかな口調で続ける。
「速いから弾けないんじゃない。ゆっくりでも確実に弾けていれば
少しずつ速くしていけばいいんだよ。」これまた名言だ。
私にも覚えがある。速弾きってのは判りやすいカッコよさだ。
「ここは速弾きでカッコよく!」まぁ効くには効くが、そのうちアレだ。
やりすぎないってことは何事にも大事なことじゃないか?
ギターの基本練習に欠かせないのは
正確なチューニング。リズム・チェック。音楽に対する愛情。
根拠のない自信。他にもいろいろあるけど
一息吐いた後のコーヒーとおやつ。こいつは忘れずに入れとこう。
牛田が考える優先順位は1にリズム、2にリズム、3時にスター・バックスで
お茶して、4時頃に大相撲中継でデーモン小暮閣下を見てから
やっぱりリズムだ。
演奏していてコードを間違ったとかミス・タッチしたなんてのは
ポーカー・フェースか笑顔でやり過ごしゃいい。
どちらを選ぶかは各人の自由だけど、あなたが女性なら
笑顔でたいがいの問題は回避できるはずだ。しかし、
リズムの狂いや崩壊は演奏者と聴衆、双方にとって不幸な結果を招く。
メトロノームに合わせて簡単なコード進行を弾いている時でさえ
「ここんとこのタイミングを慌ててたな〜」とか
「これだったらコード・チェンジをゆっくりしても全然オッケーだな〜」
みたいなことを私自身、日常茶飯事に感じている。
意外にスロー・テンポのリズム・キープが難しいことも
やってみると判る。次の拍が待ち遠しい。
それにテンポの違いがもたらす感覚も大事だ。
テンポ90と100じゃ同じコード進行でも印象が違う。
牛田は弾き語り風の作品でも、ほとんどメトロノームをヘッド・フォンで
聴きながら演奏している。ドラム・マシンより操作が簡単。
日頃の練習やウォーム・アップにはメトロノームが欠かせない。
余計なお世話だろうが、これからメトロノームの購入を考えている方は
携帯性も良く値段も高くない電池式の電子メトロノームを進める。
スピーカーとイヤフォン・ジャックが付いてタップ機能があれば
言うこと無し。それ以上の機能はお好みで・・・。
楽器屋のサイトを覗いてみれば、ひとつぐらい気に入るのがあるさ。
演奏の上手い下手はとりあえずおいといて
聞いてもらわないことには演奏の意味が怪しくなるような気がする。
その演奏に意味を与えるのは演奏者本人だけじゃないはずだ。
とりあえず聞いてくださる人にいろんな意味で手伝ってもらうのは
「悪くないな」と思ってこのブログを続けているわけだけど。
欲を言えばもう少し聞いてくれる人を増やしたいところだ。
な〜んの努力もしとらんので今後の課題だね、こりゃ。
2006年02月04日
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