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2007年12月09日

消費行動。

もちろん今更、そんなもの必要でもなんでもなかった。
要、不要で判断するならば明らかに不要で尚且つ過剰である。

・・・ギターを買ってしまった。


例えば「こんなサウンドが欲しかった」とか
「こういう音楽にぴったりだ」とか
そういう他人様に御説明できる、もっともらしい理由は一切ありません。
別に私が汗水、鼻水、ついでに酸っぱい分泌物を垂れ流しつつ稼いだ
真っ当な収入でもって購入した趣味の道具であるからして
言い訳の必要もないわけでありますが
そこはかとない無駄遣い・・・いや、それこそが目的なわけで
満足感と虚無感が微妙にバランスしてしまう買い物というのを
時々、やってしまうのだよ・・・私は。

いやね、博打もタバコもやらず酒は少々、たしなむ程度で
会社と家をほとんど寄り道もせず往復する毎日を過ごしていると
ありとあらゆることに実感を無くしてしまい
いたたまれなくなってくるのですよ。
で、何か自分の好きなことにお金を使って
稼いでいる、あるいは働いていることに某か表面的でも良いので
意味を与えてやりたいと思うわけです。

でまぁ、それほど熱望していたわけではないが
ちょっと欲しかった程度のギターを買っちまうと
そういうことですよ明智君・・・って
なんで二十面相になっちまってんだか、俺は。

音楽をやっていれば、もちろん楽器に興味はあるのだけど
とかく楽器を語ってしまうことというのは
自意識の嫌な部分が見え隠れしてしまって
「音楽の本質とはあまり関係ないな〜」なんて以前から思ってるもんだから
出来ることなら機材とかそういった方面の話は避けがちになっておるわけです。

だから、あえて牛田@宅六の使用楽器特集みたいなのはやらないと・・・
時々、チョロっと画像を出したり話の流れ上紹介したりなんてのはありますが
メーカーのカタログほど奇麗な写真であるわけじゃなし
「私、これ持ってます!」と書いたところで
「で、それが何か?」で終わってしまうような文章では
自慢にすらなっていないと思うわけです。
どうせ自慢するなら面白おかしゅう書かないと、もったいないと・・・

ほんとにね興味の無い人からしてみれば楽器が希少性の高いものであろうと
高額なものであろうと、どうでもいいわけです。
おそらく実際に演奏されて聞こえてくる音楽ほどには
楽器の話なんて人の心を揺さぶったりはしない。

演奏する道具としてではなく所有することが目的の楽器なんて
道具としては死んでいる。
聞かれることのない音楽に意味が見いだしにくいように
それは本来の目的ではない。

だから今回の買い物は音楽が目的ではなく
只、只、無駄遣いがしたかったと・・・消費行動によってガス抜きをしたのが
たまたまギターであったと、そういうことです。

いや、もちろん弾いていると楽しくなって夢中になってしまうんですけどね。
そのうち、今日、購入したギターをご紹介する日も来るかも・・・です。

物欲というのも必要なことです。
動機として純粋かどうかはともかく
(動機なんて、そもそも純粋である必要もないと思いますが)
買って幸福な気持ちになれるなら
それほどお金の使い方としては間違いではないのでしょう・・・たぶん。
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